アフリカの土地と環境問題 9
われわれの農村開発案は住民の食糧自給を実現し、飢饉への抵抗力を強めることにより、やがて救援の必要を減らすでしょう。
わたしが提案するのは、これまでと基本的に違った、需要主導型の農村援助です。
援助のスピードと額を贈与側が決めるのではなく、受け手のほうが地方分権的な農村信用事業を通じ、自分の需要水準を決めます。
これは援助を成功裏に吸収される分だけ引き出すことを保証するものです。
そして援助は主として回転信用の形で供与し、返済分を他の住民への新規貸付けに回すので、小さな資金で大きな効果をあげるでしょう。
われわれはもちろん、農村信用事業の困難を過小評価するものではありません。
大地主や人口変化などにより問題は起こります。
土地所有が不完全な所では、権利書の制度もありません。