アフリカの土地と環境問題 3
移住しても、人々が元いた所へ戻ってしまうのです。
アフリカでもこれまでは、ソマリアなどの干ばつ被災民のための移住計画はたいてい高価な失敗に終わっています。
現在の干ばつから発した唯1の野心的な計画は、いまのところエチオピアだけで、同国政府は向こう数年間に120万人を移す方針です。
しかし、環境上の理由からこれを行うのはもっともではありますが、政府は移住対象の人々の多くから十分な信頼を受けておらず、また新しい土地に満足な設備を作るだけの金も得られそうにないのです。
一方で砂漠化を逃がれる人口移動は自発的ですが、政府の援助はたぶん受けられないでしょう。
移動はすでに始まっています。
スーダンでは西の乾燥地帯と半乾地帯から何百万人もが去って行きました。
マリでも大規模な移動が起こっています。