アフリカの土地と環境問題 2
新しい民族国家の国境は伝統的な遊牧民の移動を妨げているだけでなく、環境悪化の現実に対する当然の反応としての、はるかに大規模な移動をも、いまや封じています。
しかし、大規模な人口移転の圧力は強いものです。
ザイールの雨森、低人口のコンゴ、コートジボアール、ガボンは、前進するサハラ砂漠の前線で四苦八苦している遊牧民と農民にスペースを与えるでしょう。
ガボンには現在の20倍の人口を養う土地があります。
熱帯樹林は、こうした地形を知らず、また土壌の弱さも理解しない人々が無計画に定住して荒らしていますから、サハラ近辺の人々が移住すればやはりそれなりの環境破壊をもたらすでしょう。
人々が移動する場合は、自分の意思で移動することはほぼ確実で、政府や政治機構は後からできるだけ対策を講じなければなりません。
政府主宰の移住の成績はまちまち。
現在最も有名な例はブラジルとインドネシアですが、両方とも高くつき、失敗率が高いです。